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シャトー・ディケム2009(木箱入り)

世界最高峰のデザート・ワイン、シャトー・ディケム。1本のブドウの樹からグラス1杯のワインしか造られないという黄金の雫。ディケムと比肩する白ワインはDRCのモンラッシェくらいだろう。ソーテルヌで唯一、特別第1級に選定されている。シャトー・ディケムが最高の飲み頃になるにはほとんどの場合10年から15年の年月が必要であり、偉大なヴィンテージは50年、あるいはそれ以上経ってもその甘美な魅力は失われることはない。まさにボルドーの宝石。

【シャトー・ディケム】
世界最高峰のデザート・ワイン、シャトー・ディケム。このシャトーは1593年から1997年までリュル・サリュース一族によって守られてきた。そしてディケムの顔ともいえるのがアレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵。納得のいく最上のものだけを生産しようとするワインへの執念は狂信的でさえある。

収穫時には特別な訓練を受けた約150人の摘み手のチームが組まれ、葡萄が完璧に成熟するのを待ってひとつひとつ厳選して摘まれる。6週間の収穫期間中はずっと滞在し、実際に畑に出る、出ないにかかわらず報酬を受ける。ソーテルヌの他の有名シャトーに比べても莫大な人件費である。1964年には13回も収穫を行ったがブドウの出来に納得しなかったためアレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵はディケムを1本も生産しなかった。1964年以降も1972年、1974年、1992年はディケムと冠したワインは一滴たりともビン詰めされなかった。本来なら格下げしてリリースしたりするものだが、アレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵は一切そのようなことはしない。完璧な完成品以外は必要としないのである。彼にとってディケムとは究極の芸術品であるのかもしれない。

 赤ワインを造るボルドーのシャトーでは、平均して1本のブドウ樹から1本のワインを産している。ところがディケムでは1本のブドウ樹につく果実すべて集めてもグラス一杯がやっとだという。
 ちなみにボルドーで毎春行われる試飲会週間(プリムールの価格を決める試飲会)にディケムは参加しない。常に収穫から4年後にリリースされるのだが、樽で熟成中のワインに部外者が近づくことは一切許されていない。当然のことながら瓶詰め前のテイスティングなど不可能なのだ。そのためプリムールでの販売は行わない。世紀の大ヴィンテージと騒がれた2000年ほんのわずかな本数だが初めてプリムールで販売した。価格は5大シャトーよりも高額だがすぐに完売したという。

 シャトー・ディケムを語る時忘れてならないのは信じられないような熟成能力だろう。ディケムが飲み頃になるまでは最低10~15年の年月が必要であり、偉大なヴィンテージなれば50年以上の熟成も可能である。ふくよかでとろける様なナチュラルな甘みは決して失せることはなく、飲む者を恍惚の余韻に誘う。まさに至高の美酒。

【個人的な記憶 シャトー・ディケム1988】
2000年初夏、アレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵が来日し、某大学の醸造学部で小規模な試飲会が行われた。幸運にもその試飲会に参加することが出来た。ワインは全てアレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵のプライベートコレクション。当日出されたワインはシャトー・ギロー1990、シャトー・ラフォーリー・ペラゲ1990、シャトー・ド・ファルグ1990とソーテルヌを代表する1級シャトーばかり。しかもグレート・ヴィンテージの1990年。三者三様でどれも素晴らしかった。同じソーテルヌの1級シャトーでも香り、甘み、酸など全然違う。一番濃厚だったのはファルグで一番エレガントだったのラフォーリー・ペラゲ。ギローはその中間といった感じだった。そして最後に登場したのはシャトー・ディケムだった。なんと出てきたヴィンテージは歴史的当たり年1988年。パーカーポイント99点。

 当日参加した方は醸造学の先生や日本の有名ワイナリーのオーナーとかワイン評論の御大などのプロばかり。自分みたいな素人がこんな凄いワインを一緒にテイスティングしていいのか躊躇したほど。もちろんこの時、ディケムを飲むのは初めて。12年熟成しているとは思えないほど若々しく、エレガントな甘みが口中いっぱいに花開き、心地よい余韻がいつまでも続いた。まるで甘い果実畑の中を浮遊しているような。オーバーに言えば今まで体験したことのない異次元の旨みだった。先に飲んだ3種類のソーテルヌワインとは素人が飲んでも格が違うと感じたほど。完璧な芸術品のような「余分なものが一切なく、足らないものも一切ない」そんな美しさを感じた感嘆の一献だった。今まで何千種類ものワインを試飲したが、「過去最高の一献は?」と問われれば、迷うことなく私はシャトー・ディケム1988と答えるだろう。

【2009年ヴィンテージ】
ワインアドヴォケイトで過去にシャトー・ディケムが100点を獲得したのは(2017年9月時点で)1811年、1847年、1945年、2001年、そしてこの2009年の5回のみである。
 
「2009年のディケムは後世に語り継がれる素晴らしいワインであり、何十年にも亘って輝き続けるだろう」とワインアドヴォケイトで称賛された。半世紀以上の熟成が約束されている至極の一献。2019年8月蔵出しで入荷。
白/ACソーテルヌ/特別第1級シャトー(ソーテルヌ)
 
★ワインアドヴォケイト 100
飲み頃:2014~2060年

Served from an ex-chateau bottle. The 2009 Chateau d’Yquem is one showstopper of a wine and perhaps it is only in a vertical that you realize this is up there among the legendary wines of the past – the 2001 included. It has a wonderful nose that expresses the Semillon component majestically: heady aromas of lemon curd, nectarine, jasmine and honeysuckle that all gain momentum in the glass. The oak is supremely well-integrated. The palate is extremely well-balanced with an unctuous entry. You are immediately knocked sideways by the palpable weight and volume in the mouth, which is almost “bulbous,” with layer upon layer of heavily botrytized fruit. It builds to a spicy finish with hints of marzipan and pralines in the background that lend it an untrammeled sense of exoticism. The 2009 is utterly fabulous and decadent, a star that will blaze brightly and undimmed for many years. Drink now-2060+. Tasted March 2014.
(Wine Advocate #213 Jun 2014)
 
★ワインスペクテーター 98
飲み頃:2020~2050
The aromas are closed today, but the core is loaded with apricot, nectarine and orange notes, bolted by a citrus zest spine and backed by toasted almond and piecrust accents on the finish. A large-scale Yquem that shows the richness of the vintage.—Non-blind Yquem vertical (July 2014). Best from 2020 through 2050.
(Wine Spectator Web Only,2014)

2019年3月ワインアドヴォケイトで、2009年産ボルドーの10年後の試飲結果が発表された。ディケムはその試飲でも100点の評価。「Pure perfection.」と称賛された。

★ワインアドヴォケイト 100
飲み頃:2022~2069年

Pale to medium gold colored, the 2009 d'Yquem bursts from the glass with gregarious crème caramel, allspice, dried apricots, mandarin peel and pineapple upside down cake scents plus a fragrant undercurrent of fungi, acacia honey, candied ginger, musk perfume and frangipani. Full-bodied and full-on hedonic in the mouth, the rich, tightly wound layers are still amazingly youthful with bags of citrus sparks and an incredibly long, perfumed finish. Possessing a residual sugar of 157 grams per liter and 13.6% alcohol as well as a laser-focused line of freshness, the rock-solid structure and through-the-roof opulence here is simply mind blowing. Pure perfection.(Wine Advocate 15th Mar 2019)
 

【現在のシャトー・ディケムに関して】
1997年LVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン社)が買収を行ったが、この売却にアレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵が異議を申し立て裁判となった。結局LVMHが筆頭株主となったが、現在もシャトー・ディケムの管理人はアレクサンドル・ドゥ・リュル・サリュース伯爵である。(2011年現在)

 

  • シャトー・ディケム2009(木箱入り)

  • 販売価格

    68,500円(税込)

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