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ペトラエア・ブリュット・ナチュレ2012(フランシス・ブラール)

【フランシス・ブラール】
日本では知る人ぞ知るシャンパーニュの名手、フランシス・ブラール。メゾン設立は2009年と日が浅いが、自国フランスはもとより世界的に注目を集める人気急上昇中のメゾン。
2009年、名門メゾン、レイモン・ブラールは長男フランシス、長女エレーヌ、次男ドミニクに3分割された。フランシス・ブラールは長男フランシスが設立したメゾン。シャンパーニュで最も北に位置する、ランス北西の飛び地サン・ティエリー地区のコロワ・レ・エルモンヴィル村に居を構える。メゾン分割の最大の原因は、ビオディナミ導入に関しての考え方の違いだったという。分割後は自らのメゾンで積極的にビオディナミを導入し、現在、娘のデルフィーヌとシャパーニュを造っている。
 
「正直に言うと以前の私のシャンパーニュは、やや重過ぎたと思う。ビオディナミを導入した事で、より明確なミネラルを手に入れる事が出来、ワインに長い余韻と張りがうまれた」と語るフランシス。メゾンに近いサン・ティエリーの区画は完全にビオディナミに転換し、他の畑も馬による耕作なのでビオディナミに移行中である。
 
完熟を待って収穫されたブドウは全て区画ごと、品種ごとに分けて全て木樽で発酵・熟成させる。使用するのは205Lのシャンパーニュ樽、228Lのブルゴーニュ樽、20hlのフードルの大樽など容量の異なる5種類。どれも5~12年の古樽のみで新樽は使用しない。樽材の厚さによる使い分けを行う。ボルドー樽は樽材が薄く、酸化が早く進みシャルドネを熟成させると適度な酸化によって、よりミネラルが引きたつという。ブルゴーニュ樽は樽材に厚みあり、酸化がゆっくりで繊細の畑のピノ・ノワールに向いているという。手間はかかるが、ヴィンテージや区画ごとにブドウの質を見極め、毎年細かく樽を使い分ける。この深いこだわりより、引き締まったボディに冷涼地がもたらす繊細なミネラルとブドウ本来が持つピュアな果実の旨みを満喫できる緻密なシャンパーニュに仕上がる。
 
*メゾンのスタイルは全て自社畑によるレコルタン・マニプラン(RM)だが、分割の際に父が造っていたシャンパーニュの在庫も相続したため、登記上はRMではなくネゴシアン・マニプラン(NM)になっている。
 
【ペトラエア・ブリュット・ナチュレ2012
ペトラエアは前身のレイモン・ブラール時代から造り続けてきたリザーブワインを使用したキュヴェだったが、2012年から全て有機栽培のブドウのみでのリスタート。収穫ブドウの半分はソレラ用のリザーブワインとなるので、今後は50%ずつ新しいワインを加えていく。今回はリザーブワインがないため2012年のみのヴィンテージシャンパーニュになった。ただこれは逆に良かったかもしれない。なぜなら2012年はシャンパーニュの超当たり年。ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールで仕上げた。古バリックで発酵・熟成。完熟した素晴らしいブドウが収穫されたためドサージュゼロのブリュット・ナチュレ。専門誌ではまだ未評価だが高得点が予想される。新生ペトラエアのレアな1本。2019年3月19日デゴルジュマン。

【試飲】
グラスに注ぐと綺麗な泡立から柑橘系果実、ハチミツ、洋ナシ、アプリコット、ミネラルなど香りが立ち上がる。旨味が詰まった果実味が口中にいっぱいに広がる。酸とミネラルが豊潤な果実味の支柱となり立体的な旨さを演出している。アフターにはフレッシュでしっかりと酸を感じ食欲をそそる。ミディアムからフルボディで飲み疲れせず、ナチュラルな果実味でついついお替りしたくなる。もちろんブラン・ド・ノワールらしい力強さも持ち合わせている。今飲んでも十分に楽しめるが、1~2年寝かせたらさらに深みのあるシャンパーニュになるだろう。まさに美味礼賛。(2020年12月中旬試飲)

 

 

  • ペトラエア・ブリュット・ナチュレ2012(フランシス・ブラール)

  • 販売価格

    12,100円(税込)

  • 希望小売価格

    17,380円(税込)

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    5個

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