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バローロ・レ・ヴィーニェ2013(ルチアーノ・サンドローネ)

ワイナリーの設立は1978年と比較的新しいが、イタリアワイン・ファンには説明不要のバローロを代表する名手、ルチアーノ・サンドローネ。看板ワインのバローロ・カンヌビ・ボスキス(アレステ)は人気漫画【神の雫】の第六の使徒として登場し、話題になった。サンドローネのワインはエレガントで傑出したバランスを持った垂涎の美酒!

【ルチアーノ・サンドローネ】
元々はマルケージ・ディ・バローロなどに勤めていたルチアーノ・サンドローネだが、カンヌビ・ボスキスの畑を購入するチャンスが突然訪れ、1978年に自らのワイナリーを設立した。80年代中頃から専門誌などで高い評価を得るようになり、現在の評価は周知の通り。
サンドローネは畑仕事に力を注ぎ、農薬などの人為的な処理や作業は最小限に抑え、有機肥料による自然農法でブドウの力を最大限に引き出す栽培を心掛けている。造り出される全てのワインは固有の土壌、ミクロクリマ、酵母を持つ個々のテロワール(区画)を見事に表現していると評されている。造られているワインは単一畑のバローロ・カンヌビ・ボスキス、4カ所の畑のブレンドで造るバローロ・レ・ヴィーニェ。そしてロエロ地区の樹齢の高いネッビオーロから造られるネッビオーロ・ダルバ・ヴァルマジオーレ。さらにバルベーラやドルチェットなどどれも傑出したワインを生んでいる。

【2013年ヴィンテージ】
3~4月の平均気温は低めで、ブドウの成長サイクルはゆっくりと進んだ。4~5月には大雨が降ったが、6月には回復し、7月は安定した気候でブドウの状態は非常に良いものであった。開花は通常通り6月中旬に始まり、とても良い結実へと進んだ。このヴィンテージの特筆すべき点は、スタートは難しかったがその後天候に救われたということ。9月~10月は穏やかな天候で、収穫期はここ10年の平均より15日も遅く始まり、11月上旬に最後のネッビオーロを収穫して終了。結果的には非常に満足する収穫となった。

【バローロ・レ・ヴィーニェ】
ワイナリーの2枚看板の一つレ・ヴィーニェ。このバローロは異なる4つの畑のブドウで造られる。バローロ村のヴィニャーネ、モンフォルテ・ダルバ村のコンテルニとチェレッタ、ノヴェッロ村のメルニ。畑ごとに醸造し個々のキュヴェのポテンシャルを見極めてブレンド。標高、土壌など異なる4つ畑の相乗作用によって複雑で奥行き深いワインに仕上がる。アレステ(カヌンビ・ボスキス)より高評価になることも多々ある。ルチアーノ・サンドローネの魔法のような絶妙なブレンドで飲む者を魅了するバローロの銘酒。

初ヴィンテージは1990年。ステンレス・タンクで発酵、500リットルのフレンチオークでマロラクティック発酵&24ヶ月熟成。新樽率25%。その後18カ月以上の瓶熟を経てリリース。

 近年カンヌビ・ボスキスより高評価されることが多いレ・ヴィーニェだが、2010年のヴィンテージではアントニオ・ガッローニ(元ワインアドヴォケイト副編集長)が100点をつけたほど。2013年はアレステ同様に傑出した仕上がりとなった。2013年のバローロを代表する1本。

【試飲】
2017年9月にこのレ・ヴィーニェを試飲。毎回アレステ(カンヌビ・ボスキス)と比較試飲するのだが、アレステよりもタンニンが強くパワフルである。と言ってもそこはサンドローネのバローロ。武骨なタンニンとは無縁な優美でエレガントな果実味。色調は薄いがしっかりとした骨格を持ち、とてつもないポテンシャルの高さを感じた。このワインの全貌を見るには最低でも5~6年の年月が必要だろう。数年後の抜栓が楽しみな妖艶な一献。(2017年9月上旬試飲)

アントニオ・ガッローニ:2013年までワインアドヴォケイトでイタリア、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、カリフォルニアを担当していた人物。パーカーの後を継ぐ編集長候補であったが、ワインアドヴォケイト社を退社し、2014年自らのサイト(Vinous.com)を立ち上げた。

★ワインアドヴォケイト 96点+
★ワインスペクテーター 95点
★アントニオ・ガッローニ(Vinous.com) 98点
★ジェームス・サックリング 96点


飲み頃
2018~2040年(ワインアドヴォケイト)
2022~2042年(ワインスペクテーター)
2023~2048年(ルチアーノ・サンドローネ)


【ワインアドヴォケイト】
The 2013 Barolo le Vigne is another stellar achievement from Luciano Sandrone and his family. Since 2010, the blend for this wine has been tweaked just a bit to include more fruit from the Baudana cru in Serralunga d'Alba. This wine shows a ripe and succulent mouthfeel with ample richness and power that drives the wine smoothly over the palate. These darker qualities can be attributed to the Baudana fruit that is known for power and heft. Fruit from the Villero cru in Castiglione Falletto offers delicate perfumes and ethereal elegance. This vineyard site is home to loose, sandy soils. The combination of these two extremes is simply delightful. (Wine Advocate #232 Sep 2017)

【ワインスペクテーター】
A taut, racy style, this boasts cherry, strawberry, licorice and leather flavors, with hints of mineral, iron, spice and underbrush. Remains vibrant on the finish, which stretches out. The fruit comes back at the end. Best from 2022 through 2042. (Wine Spectator Issue Des 31,2017)
 

  • バローロ・レ・ヴィーニェ2013(ルチアーノ・サンドローネ)

  • 販売価格

    12,960円(税込)

  • 小売希望価格

    17,280円(税込)

  • 在庫

    11個

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    ▲Wine Advocate Barolo 2013

     

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