×

CATEGORY

CATEGORY

メール会員登録

MENU

HOME»  ブルゴーニュ»  ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャリオ2016(ミシェル・グロ)

ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャリオ2016(ミシェル・グロ)

【ミシェル・グロ】
 ヴォーヌ・ロマネを拠点にし、ブルゴーニュを代表する造り手、グロ家。現在グロと名の付くドメーヌは4つあるが、そのグロ家の本家がこのミシェル・グロ。1995年に先代ジャン・グロが引退し、ミシェルがドメーヌを引き継いでから、さらなる飛躍を遂げている。近年ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ組合の理事長を務めているほど。ワインはブドウの力を最大限引き出すために比較的高温で発酵させ、エレガントで豊潤な果実味をバランスよく引き出している。このドメーヌのワインはヴォーヌ・ロマネの魅力が詰まったお値打ちの逸品ばかり。

【ミシェル・グロの2016年ヴィンテージに関して】
2016年は4月27日に春の霜でコート・ドールの半分以上の畑が被害に遭った。私たちのドメーヌは全体で30%の損失だった。霜の被害は畑ごとに違い、ヴォーヌ・ロマネとフォンテーヌ・サンマルタン(オート・コート)はほとんど被害がなかった。クロ・ヴージョ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーでは半分が損失した。8ヘクタールのオート・コートの畑では75%が損失した。
 
 5月は雨が多く気温が低かったので厳しい状態が続いた。6月も好転する気配がなかったが、7月になり天候に恵まれ、収穫まで好天がずっと続いた。春の霜の影響でブドウの収穫期は非常に遅くなり、私たちの畑は9月28日に始まり10月9日に全て終了した。
 
 2016年は9月がこのヴィンテージの品質を決定づけたと言っていいだろう。09月は例年より2.5度高く、日照が豊富で夏のような気候が続いた。それによりブドウは健全に育ち理想的に熟していった。結果2016年は色が深く、素晴らしいバランスを持つ芳香なワインとなった。品質に霜のダメージは見られず、逆に春に収量が減った分、生き残ったブドウは力強く、凝縮した果実を実らせた。

【ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャリオ】
ドメーヌでは2種類のニュイ・サン・ジョルジュの村名ワインを造っている。シャリオの語源は「小石」という意味。その名の通り畑は沖積地(土砂が堆積して出来た土壌)の上にあって石がとても多い。個性的な土壌のためこの区画のみで造られるキュヴェ。カシスやブラックベリーの香りを感じ、エレガントで豊潤な果実味溢れるタンニン。ポテンシャルが高く、長期熟成も十分に期待できる。同じ村名のニュイ・サン・ジョルジュ(4つの畑をブレンド)と飲み比べると興味深い。

★ワインアドヴォケイト 89~91点
飲み頃:2020~2030年


The 2016 Nuits Saint-Georges Les Chaliots has a well-defined bouquet with raspberry coulis and bergamot scents, just a hint of Earl Grey tea that emerges with time. The palate is crisp and fresh with fine-grain tannin. I appreciate the tension and energy conveyed by this Chaliots, demonstrating more precision and details than the village cru and with better persistence on the aftertaste. It will require 2 or 3 years to absorb the oak, but it should turn out well. (Wine Advocate #234 Dec 2017)
 

  • ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャリオ2016(ミシェル・グロ)

  • 販売価格

    6,880円(税込)

  • 在庫

    在庫切れ

在庫切れボタン
  •  

     

関連商品