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ピュリニー・モンラッシェ2017(フィリップ・パカレ)

【フィリップ・パカレ】
日本でビオワインの造り手として最も有名で人気のあるフィリップ・パカレ。1991年「プリューレ・ロック」の醸造責任者に就任後、2000年、パカレは自らのドメーヌを設立するために「プリューレ・ロック」を退社。その時、ロマネ・コンティから醸造長のオファーを受けるも、辞退。そして数年後、待望の初ヴィンテージ2001年でセンセーショナルなデビューを飾る。発酵時に酸化硫黄無添加、酵母はすべて天然酵母を使用し、酵母を殺してしまうとされる化学肥料、農薬や除草剤は全く使用しない。出来上がるワインはピュアな果実味溢れる至極の一献となる。

【フィリップ・パカレの2017年ヴィンテージ】
またと言うべきか、いつもの事と言うべきか、普通ではない年だった。 ブルゴーニュはまだまだ気候変動に悩まされ続けるのだろうか。
 
非常に乾燥した長い冬が終わり、4月に入っても乾燥は続いていた。ブルゴーニュでは珍しかった春の霜にも、もはや当然のように悩まされたが、開花は少しの雨と共に理想的な環境で進んだ。6月の何度かの雷雨がブドウの生育を早め、同時に土壌に水分を与えた。この雨のお陰で窒素がブドウの生育に利用されやすい状態になっていたことが良かった。
 
8月に入っても乾燥していたが、8月末の雨のおかげでフェノール、香味成分の成熟は理想的に進んでくれた。収穫は9月4日から始まり17日で終了した。畑で選果をする必要がないくらいの健全な果実が収穫できたのは乾燥のお陰と言える。2017年は品質の高さを約束してくれる果実だったが、量は満足いくものではなかった。ラヴォー・サンジャックやベル・エアー等厳しい状態だった畑はほとんど収穫できず、ほんの僅かな生産量になってしまった。
 
赤ワイン
少し濃い色調でフレッシュさとストラクチャーが両立している。8月31 日に降った雨と気温の急激な下降で茎や種子を含めたフェノール類の熟成が過度でもなく、未熟でもない、まさにピノ・ノワールにとって理想的な成熟の中におさまってくれた。
 
タンニン、色素、香味成分が理想的で、さらに総酸度が落ちる前に糖度が上がってくれたので潜在アルコール度数も12.5度と理想的。8月31日の雨と気温の下落が2017年の品質を決定づけたと言える。2017年の赤ワインは例年より少し濃い色調でフレッシュさとストラクチャーが両立している。
 
白ワイン
一言で言うと芳醇な年。とてもリッチで満足感のある年と言える。収穫後、全房のまま搾ると、モストは例年以上に濃度があり、濁っていた。発酵は例年以上にゆっくり、長く進み春まで続いていた。温度は16度から始まり23度まで上がった。よって骨格のある大きなワインとなったがフレッシュさも持ち合わせている。まさに2017年のサインのようなテロワールワインに仕上がった。
 
【ピュリニー・モンラッシェ】
ライムや白い花を思わせる魅惑的な風味、味わいはリッチかつのびやかで、余韻には美しい硬質なミネラルを感じる。平均樹齢45年。豊かな粘土石灰土壌で冷涼な気候、シュヴァリエ、モンラッシェ、バタール、ビアンヴニュとピュリニーの特級畑がつらなる斜面の下部に位置する区画、ノワイエ・ブレの畑のブドウで造られた。白/ACピュリニー・モンラッシェ

 

  • ピュリニー・モンラッシェ2017(フィリップ・パカレ)

  • 販売価格

    11,204円(税込)

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