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モレ・サン・ドニ2016(アルロー)

【アルロー】
1942年モレ・サン・ドニを拠点に設立されたドメーヌ。しかし、アルローが一躍注目を浴びるようになったのは若き当主シプリアン・アルローが1998年に参画してからだ。彼は除草剤や化学肥料を一切排除し、2004年からすべての畑でビオロジックを実践した。2005年には妹ベルティーユも加わり、彼女の発案でほとんどの畑を馬で耕作するようになった。

「妹が耕作馬使いのプロだったのは幸運だった。馬で畑を耕すと、土が固まるのを避けられる。土がコンクリートのようになると、テロワールを十分に表現できない。馬を使わない区画では、超軽量の1トンのトラクターを使用する。ワイン造りは昔の手造りに戻る傾向がある。ビオロジックに移行してブドウのバランスが良くなり、グリーン・ハーヴェストをしなくてすむようになった。粒が小さくなり、房の数も減った。自然との調和をとるのが大切」と語るシプリアン。

その結果は確実に表れ、英国のブルゴーニュ専門の評論家クライヴ・コーツが、デカンター誌(2007年)で「最も進歩した10のドメーヌ」に選んだほど。ブドウの自然の力を最大限に引き出すため収穫量も制限し、ブルゴーニュ・ルージュで35hl/ha(法律の最低基準は55hl/ha)、村名ワインで30hl/ha、1級畑で28hl/ha、(法律の最低基準は40hl/ha)という少なさ。しかも納得いかないキュヴェはネゴシアンに売却し、最高品質ものだけをビン詰めする徹底ぶり。ワインは濃くもなく薄くもない果実のエキスがしっかりと詰まった珠玉の逸品に仕上がる。

2016年は雹や霜の被害に遭い困難な年だった。丁寧な摘み取りを繰り返した結果、収量は減ったが、ワインは傑出した仕上がりとなった。
 
【モレ・サン・ドニ】
この村名ワインは3つの区画の畑をブレンドして造られる。モレの中心部の区画のクロ・ソロン(Clos Solon)、北側のジュヴレ・シャンベルタン側の区画のアン・セブリ(En Sevrey)、南側のシャンボール・ミュジニー側の区画(区画名不明)。特にクロ・ソロンの区画は秀逸で、単一畑のキュヴェとしてリリースしているドメーヌもある(フーリエやオリヴィエ・ジュアンなど)。2016年は新樽率10%で熟成。果実味が凝縮した素晴らしい仕上がりとなった。このクラスとしては文句のつけようのないクオリティー。赤/ACモレ・サン・ドニ
 
★ワインドヴォケイト 8991
飲み頃:20202028
The 2016 Morey-Saint-Denis Village felt more expressive and cohesive compared to the Chambolle-Musigny village, offering enticing blackberry and briary scents. The palate is well balanced, the 10% new oak discrete and lending weight toward the nicely structured, limestone-tinged finish. Lots of energy here and there is great promise, especially commendable for a village cru. (Wine Advocate #234 Dec 2017)
 
★ワインスペクテーター 90
飲み頃:20212032
This rich red is full of black cherry and blackberry fruit, allied to a lush and dense texture. Earth and spice accents add depth as this winds down on the taut, fruit-filled finish. Best from 2021 through 2032. (Wine Spectator Web Only 2019)
 
 

  • モレ・サン・ドニ2016(アルロー)

  • 販売価格

    11,550円(税込)

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