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アロース・コルトン2020(ニコラ・フォール)

【ニコラ・フォール】
2013年にデビューしたブルゴーニュの注目の新人、ニコラ・フォール。今まで元ロマネ・コンティ社(DRC)の社員だったという造り手は何人かいるが、現役バリバリで自らのメゾンを立ち上げたのは彼が初めてではないだろうか。新進の女性醸造家アニエス・パケの下で1年間、エルミタージュの名手ジャン・ルイ・シャーヴの下で1年間修業し、2010年5月DRCに入社。以来同社で栽培を担当。

 2011年3月、ヴォーヌ・ロマネに隣接するニュイ・サン・ジョルジュ北東端の畑、レ・ゼルビュの樹齢約50年の区画をフェルマージュ(賃借契約)する好機に恵まれ、DRCの仕事と並行しながら自らのワイン造りをスタートさせた。2013年初ヴィンテージとなる2011年をリリース。栽培と醸造はDRCの手法を各所に取り入れ、樽熟成はDRCの1回使用樽を使用している。ただしこの1回使用樽は何のキュヴェに使われたのかは非公開(ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー・・?)。

 栽培は化学肥料、除草剤など一切使用しない厳格なリュット・レゾネを採用。畑は馬で耕作。DRC流なのでもちろん除梗はせず、天然酵母で発酵、無清澄、ノンフィルターでビン詰めする。ニコラ・フォールは「芳香、複雑味、長い余韻」の3点を柱にしたワイン造り追求していくという。2014年には、極少面積ながらも念願の自社畑(コトー・ブルギニヨンとACブルゴーニュ)を取得し、正真正銘のドメーヌとなった。
 
2015年3月、DRC社の共同経営者のひとりである故アンリ・フレデリック・ロックにヘッドハンティングされ、ドメーヌ・プリューレ・ロックの栽培および醸造担当になった。2017年7月にプリューレ・ロックを円満退社し、現在はフィサンのドメーヌ・ベルトー・ジェルベの栽培長に就任した(ちなみにベルトー・ジェルベの当主、アメリー・ベルトーはニコラの奥様)。現在はベルトー・ジェルベと並行して自らのワイン造りを行っている。

【アロース・コルトン】
2015年がファーストヴィンテージのキュヴェ。レ・ヴァロジエールとレ・カイエットの2つ区画をブレンドして造られる。どちらもコルトンの丘の裾野にある畑でフェルマージュ契約。合計で0.12ha。平均樹齢約60年の古樹。ステンレスタンクで発酵後、ベルトー・ジェルベの1~2回使用樽(AOCは非公開)で12ヶ月間熟成。2020年の生産本数は僅か424本。
 
 

  • アロース・コルトン2020(ニコラ・フォール)

  • 販売価格

    12,760円(税込)

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