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クロ・ド・ヴージョ2021(ドルーアン・ラローズ)

ドルーアン・ラローズ】
ドルーアン・ラローズは5代に渡って続いているジュヴレ・シャンベルタン村の家族経営のドメーヌ。1850年にジャン・バプティス・ラローズがジュヴレ・シャンベルタンの地にブドウ畑を取得したのが、このドメーヌの始まり。1919年にラローズ家のスーザン・ラローズとシャンボール・ミュジニー村のアレクサンドル・ドルーアンが結婚し、ドルーアン・ラローズが誕生した。

特筆すべきは約15haある自社畑の半分がグラン・クリュということ。シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ミュジニー、クロ・ド・ヴージョ、ボンヌ・マール、ラトリシエール・シャンベルタン、シャペル・シャンベルタンと6つのグラン・クリュを所有している。なかでも「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」と「ミュジニー」は別格といえるほど完成度の高いワインとして定評がある。近代的なセラーで伝統的な方法を用いて醸造。

当主フィリップ・ドルーアンの娘、キャロラインと息子のニコラスがドメーヌに参画してから、近年評価はうなぎ上りで仏のワイン専門ガイド【アシッェトワインガイド2018】でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。以前は新樽率が高く、樽のニュアンスがやや強かったが、2014年から新樽率をグラン・クリュ80%、プルミエ・クリュ40%、ヴィラージュ20%に変更した。最高の土地と、恵まれたテロワールを生かして香り高く、エレガントで豊潤なワインに進化している。

2016年ヴィンテージではワインアドヴォケイトで「アルマン・ルソーやドニ・モルテに比肩する最高のものを見つけ出すことが出来るだろう。あなたが過去に持っているこのドメーヌの偏見をひとまず脇に置いて未来を見てほしい」(2017年12月30日号)と評したほど。
 
ヴィノスの2021年バレルテイスティングの記事を抜粋する。執筆は副編集長のニール・マーティン。
「以前の記事でもお伝えしたが、今のドルーアン・ラローズのワインは、父親であるフィリップ時代のスタイルとは全く異なる。父親の代はややオークが濃すぎる傾向があった。スタイルの変化はドメーヌ・デュガほど180度変わったものではないかもしれないが、そう遠くはない。現在の成長期を考えると、これは賞賛に値するポートフォリオだ。フレッシュでテロワール主導ではあるものの、偉大なキュヴェのいくつかはまだまだ本来の姿を表現できていないかもしれない。しかし2021年のクロ・ド・ヴージョやシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは十分に素晴らしい。また非常に上質なジュヴレ・シャンベルタン・クロ・プリュールや傑出したクレピヨにも注目して欲しい」(ヴィノス 2022年11月号)
 
【クロ・ド・ヴージョ】
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ミュジニーに次ぐドメーヌを代表するグラン・クリュ、クロ・ド・ヴージョ。2か所の区画をブレンドして造られる。どちらもクロ・ド・ヴージョ上部の最上の区画。一つは「Plante l'Abbe」というグラン・エシェゾーと隣接し地続きの区画。もう一つは「Quarlier de Marei Haut」というアンヌ・グロ、ミシェル・グロでお馴染みのグラン・モーペルテュイと隣接し地続きの区画。両方合わせて所有面積は1ha。ブドウは1976年植樹。その後1989年と2007年にも植樹された。玉石混交のクロ・ド・ヴージョの中でも傑出した品質で定評がある。かつてワインアドヴォケイトではドメーヌのベストワインの一つと評された。

2021年は全房率0%(全て除梗された)、新樽率80%で熟成。ヴィノス評を抜粋すると以下の通り。
「2021年のクロ・ド・ヴージョは、生き生きとしたブーケを持ち、非常に表情豊かなレッドチェリーと砕いたイチゴの果実に黒鉛と軽くパンデピス(香辛料を使ったパン)のアロマが混じる。味わいはミディアムボディで、繊細なタンニンがあり、フレッシュで生き生きとしている。非常に魅力的なワインで、今後のビン熟成が楽しみだ」
 
★ヴィノス 93~95点
飲み頃:2025~2048年
The 2021 Clos de Vougeot Grand Cru has a lively bouquet with quite expressive red cherry and crushed strawberry fruit laced with graphite and light pain d'épices aromas. The palate is medium-bodied with fine tannins, fresh and quite vibrant, a dash of white pepper with a tensile finish. This is very appealing and should age well in bottle.(By Neal Martin on November 2022)
 
★クリスティ・カンタベリー(MW)96点
This comes from one hectare behind the château. It sees zero whole cluster but Nicolas works to pull out all of its matière, or concentration. Spice, black plums and oak char give this a lovely sultriness. The tannins tug and the acidity electrifies the palate, creating an incredibly dynamic sip. This has terrific structure as well as a regal air to it. (Christy Canterbury)

*クリスティ・カンタベリー:ニューヨークを拠点にするワイン評論家。米国でマスター・オブ・ワイン(MW)の資格を獲得した7番目の女性。数多の専門誌でのワイン評論の他、星付きレストランやホテル、ワインショップなどのコンサルタントも行っている。
 

  • クロ・ド・ヴージョ2021(ドルーアン・ラローズ)

  • 販売価格

    37,620円(税込)

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