【アルベール・モロ】
生産されるほとんどのワインはボーヌのプルミエ・クリュという生粋のボーヌのドメーヌ、アルベール・モロ。ボーヌのプルミエ・クリュ以外ではサヴィニー・レ・ボーヌ1級ヴェルジュレスにモノポールのバタイエールを所有しているのみ。1820年にネゴシアンとしてスタートし、1984年よりマダム・フランソワーズ・ショパンによって自家ビン詰めを開始し、徐々に名声を高めていった。その後、甥にあたるジョフロワ・ショパン・ド・ジャンヴリがドメーヌを仕切っていた。2023年、パリ在住のファミリーがドメーヌを買収。20年以上にわたって当主としてドメーヌを支えたジョフロワ・ショパン・ド・ジャンヴリがドメーヌを去り、新体制の責任者としてピエール・ジャン・ヴィラが就任した。
所有しているプルミエ・クリュはグレーヴ、ブレッサンド、マルコネ、サン・ヴィーニュ、トゥーサン、トゥーロン、エグロといったボーヌを代表する7つの畑。平均樹齢は40年。ボーヌのプルミエ・クリュがズラリと揃うことから、このアペラシオンの特徴を学ぶには最適のドメーヌと言われている。
厳しい選果による低収量を実践し、自然酵母で発酵。新樽と旧樽を併用し約18カ月熟成。澱引きは熟成中には行わず、ビン詰め前に1度だけ行い、ノンフィルターでビン詰めする。出来あがるワインは深みのある色合いで、複雑さと滑らかさを備えた優美な赤。しっとりとした果実の旨みは「スーパー・スィート・フルーツ」と評されたほど。若いうちからも楽しめるが、数年の熟成を経て真価が発揮されるタイプでもある。2009年からビオロジック栽培を導入した。
【ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・トゥーロン】
トゥーロンは、ボーヌ最上の畑、グレ―ヴの南に隣接する1級畑。トゥーロンの畑の上部で造られるワインはボーヌ最上のワインとなる。モロが所有する区画は上部で樹齢50年の古樹。果実味豊かで厚みのあるワインを生み出す。ラズベリーや赤スグリなど赤い果実の香りがストレートに感じられ、力強さと繊細さを併せ持つ一献。
★ワインスペクテーター 92点
飲み頃:2021~2033年
This is bright and elegant, saturated with cherry, raspberry, vanilla and clove flavors. The precision and balance makes this attractive now, yet this should develop well. Best from 2021 through 2033.(Wine Spectator Issue:May 31,2020)




