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シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・コンブ・ドルヴォー2022(ジャック・プリウール)

【ジャック・プリウール】
18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュを代表する名ドメーヌ、ジャック・プリウール。1988年にアントナン・ロデ社が提携後はドメーヌのクオリティーは飛躍的に上昇し、スケールの大きなワインを生産している。特筆すべきはドメーヌの所有する畑の殆どがグラン・クリュとプルミエ・クリュ。このドメーヌのフラグシップのミュジニーを筆頭にシャンベルタン、エシェゾー、クロ・ヴージョ、コルトン・ブレッサンド。さらに白はモンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェ、コルトン・シャルルマーニュという眩いばかり。グラン・クリュのアペラシオンの約3分の1を所有している。プルミエ・クリュはピュリニー・モンラッシェ・コンベット、ムルソー・ペリエール、ムルソー・シャルム、ボーヌ・クロ・ド・ラ・フェギーヌ(モノポール)、ヴォルネー・クロ・デ・サントノ(モノポール)、ヴォルネー・シャンパン、シャンボール・ミュジニー・コンブ・ドルヴォーなどの他、14のプルミエ・クリュ所有。そしてドメーヌのアイコンともいえる唯一の村名畑はムルソー・クロ・ド・マズレー(モノポール)でこの畑からは白と赤を造っている。
 
1990年から指揮をとるのは敏腕女性醸造家、ナディーヌ・ギュブラン。1997年には「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で女性初のベスト・エノロジスト(醸造家)に選ばれたほど。1997年から全ての畑がビオロジック栽培となり、馬による耕作が行われている。ブドウの品質を保つため、収穫は15キロの小さな木箱を用いて手作業で行われる。ブドウは二重の選別台で選別され、最高の果実だけが残される。
赤ワインは100%の除梗が原則だが、ヴィンテージや区画に応じて全房を何割か使用することが増えている。マセラシオンは温度管理された開放式の木製大桶で平均20日間。白ワインは全房を空気圧プレスで圧搾。その後、果汁を12~14時間静置する。アルコール発酵と熟成はどちらもオーク樽で行われる。プルミエ・クリュは新樽率30%で約18カ月熟成、グラン・クリュは新樽率50~80%で約20~24カ月熟成させる。
 
【ジャック・プリウールの2022年ヴィンテージ】
ドメーヌ・ジャック・プリウールのオーナー、エドゥアール・ラブリュイエールが2022年のヴィンテージのことをワインスペクテーターのインタビューでこう語っている。(ワインスペクテーター2025年4月30日号)
「2022年のブルゴーニュは、豊かでありながら凝縮感があり、それぞれの区画の個性がはっきりと表れています。これは主に2022年ヴィンテージの品質によるものですが、新樽の使用量が減ったことでワインの透明感が増し、果実味とテロワールの個性が際立つようになりました。さらに、全房発酵を適度に行うことで、アロマには真の複雑さと華やかさが加わりました」
また醸造家のナディーヌ・ギュブランは「ドメーヌに入社してから一番気に入っているヴィンテージ」だと話している。今回グラン・クリュの新樽使用率は最大50%となっており、清澄も濾過も行われていない。ラブリュエールは2022年ヴィンテージをこう評した「フレッシュでフルーティー、フィネスとエレガンスを兼ね備えたワイン」
 
【シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・コンブ・ドルヴォー】
ブルゴーニュの宝石と称されるグラン・クリュ・ミュジニー。ミュジニーは3つの畑からなるレ・ミュジニー、プティ・ミュジニー、ラ・コンブ・ドルヴォー。ドメーヌが所有するミュジニーの畑はラ・コンブ・ドルヴォー。ドメーヌは極少量だがシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュというキュヴェもリリースしている。これはミュジニーの若木で造られたものをデクラッセしたもの。今から20年位前に1回だけ当店にも入荷したことがあるが、現在日本にはほとんど入荷することのない幻のキュヴェ。
 
ところが今回日本初入荷となったのがこのシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・コンブ・ドルヴォー。これはミュジニーをデクラッセしたキュヴェなのか。ちなみラ・コルブ・ドルヴォーは地続きの一つの畑であるがグラン・クリュとプルミエ・クリュがある。飛び地には村名区画がある。アンヌ・グロやジャン・グリヴォのシャンボール・ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは村名ワインである。

このキュヴェの中味をインポーターに聞いたら分からないというので、ドメーヌに問い合わせてもらった。ドメーヌの答えはこうだった。過去にミュジニーをデクラッセしてシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュとして出したことは何度かあるが、このキュヴェはそれとは違うとのこと。ドメーヌが1950年代から所有しているプルミエ・クリュの畑で造られている。50年代末から生産されているが本数は極少量なので日本へは初めて出荷された。
 
プルミエ・クリュの畑は当然のことながらグラン・クリュ・ミュジニーの畑と地続きで隣接している。限りなくミュジニーに近いプルミエ・クリュと言えるだろう。インポーターからこのキュヴェの資料は「手摘みで収穫し完全除梗。16日間開放槽にて低温でマセラシオン。アルコール発酵中1日2回ピジャージュ。100%マロラクティック発酵、21カ月樽熟成」とこれだけ。もっと他にないのかとドメーヌのホームページを閲覧した。そこで不思議なことが起こる。他のキュヴェのページ(説明)はあるのだが、このキュヴェは全く載っていないのだ。シャンボールのシャの字もない。例えば新作でホームページがまだ更新されていないというのなら分かるが、1950年代末からリリースされているのになぜホームページに載せていないか。考えられるのはホームページに載せるほどの生産量ではないということ。それほど極少量なのだろう。
 
そこで過去にワインアドヴォケイトやヴィノスでこのキュヴェがテイスティングされたことがないか検索をかけた所、ワインアドヴォケイトで2005、2009、2012、2015年が見つかった。レヴューを読むとどのヴィンテージも絶賛されていて、「ジューシーな果実の旨味が広がる」「シルキーなタンニンでバランスが良く余韻が長い」「美しいワイン」「素晴らしいワイン」と評されていた。そして驚くことにレヴューにはこう書かれていた。「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・コンブ・ドルヴォーはブルゴーニュで最も小規模なキュヴェの一つで、僅か0.0476ヘクタールの畑から造られる。よって樽半分。従来の225Lではなく114Lの樽が使用される。これはボトル約150本分に相当する」(2013年12月30日号)
 
生産量僅か150本!!!! そんな稀少なキュヴェが今回なぜ日本に入荷したのか?インポーターもこのキュヴェがなぜ入ってきたのか分からないという。ジャック・プリウールの場合はこちらから注文を出すのでなく、ドメーヌ側から毎回本数を割り当てられる。もしかしたらドメーヌ側が間違えて出荷してしまったのではないか。そうだとしたら「ヤバッ!間違って日本にシャンボールのプルミエ・クリュを割り当てしちゃったよ!」と慌てふためいているかもしれない。ならばこれが最初で最後の入荷となる可能性もある。とにかくマニア垂涎の幻の稀少キュヴェであることは間違いない。お見逃しなく!
 

  • シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・コンブ・ドルヴォー2022(ジャック・プリウール)

  • 販売価格

    44,880円(税込)

  • 在庫

    4個

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