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ポリジィ・レゼルヴ・ブリュット(アンドレ・ボーフォール)

【アンドレ・ボーフォール】
ビオ・シャンパーニュの元祖、アンドレ・ボーフォール。モンターニュ・ド・ランス地区のグラン・クリュ村、アンボネイを拠点にするレコルタン・マニプラン。現在アンボネイに1.6ヘクタールとオーブ県のポリジィに4.5ヘクタールの畑を所有。2代目ジャック・ボーフォールは1971年から化学肥料、除草剤、殺虫剤など全ての使用をやめ、硫黄や硫酸銅(うどん粉病、ベトカビ病に使用する)でさえ使わない。その代わりにアロマテラピー用のオイルを殺虫剤や防カビ剤の代用品として使用する。使用する肥料も、野菜や動物の糞を使った肥料だけ。2001年からは、除草剤や殺虫剤を使用している近隣の畑からも一定の距離をとって、影響を避けるようにしている。
 
この一貫したポリシーは彼自身の経験からきている。昔怪我をしたときに抗生剤を服用し、体に偏重をきたした辛い経験がある。その時からワイン造りにも薬を使わない決意をしたという。また樽も常に古樽を使用し、中には100年にも及ぶものもあるという。新樽は樽を焼くことで生まれる炭が次第にタールに変わるため体に悪いとのことらしい。瓶内2次発酵も培養酵母を使用せず、自然酵母で行うという独自の手法をとっている。このためアンドレ・ボーフォールは通常の造り手に比べてガスの気圧がやや弱い。畑はピノ・ノワール75%、シャルドネ25%で生産数は年間約30,000本でシャンパーニュの中では小規模な造り手である。
 
造り出されるシャンパーニュは芳醇でナチュラル。口中で液体が自然に染み込んでいくようだ。フレッシュでありながら、豊潤な熟成感を感じる逸品。現在ジャック・ボーフォールは引退し、3代目となる9人の子供達が栽培、醸造を引き継いでいる。2007年に相続の問題から「Saint Jean Baptiste」という会社を設立し、表記はRM(レコルタン・マニプラン)からNM(ネゴシアン・マニプラン)に変わったが、現在も自社畑のブドウのみで造っている。
 
【ポリジィ・レゼルヴ・ブリュット】
コート・デ・バールのポリジィのブドウのみ。ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%。500Lのトノー樽を使用し自然酵母で発酵。ビン内二次発酵は蔗糖を使わずモスト(甘い果汁)を使用し自然酵母で発酵。ドサージュもブドウから作ったモストを使用している。今回入荷ロットのデゴルジュマンは2020年10月。
 
【試飲】
グラスから繊細な泡が立ちあがり、アプリコット、白い花、レモンなどの柑橘系果実の爽やかな香りが漂う。このメゾンの王道はアンボネイだが、ポリジィはアンボネイのキュヴェをエレガントにした感じだ。アンボネイほどのインパクトはないが、いつものようにピュアな果実味が口中に染み渡っていく。果実の甘酸っぱい旨味がしなやかなアフターを奏でる。期待を裏切らないボーフォール節全開の旨さである。ボーフォールのワインが好きな人には文句のない1本だろう。(2023年11月上旬試飲)
 

  • ポリジィ・レゼルヴ・ブリュット(アンドレ・ボーフォール)

  • 販売価格

    8,250円(税込)

  • 希望小売価格

    9,900円(税込)

  • 在庫

    3個

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