【バロン・ドーヴェルニュ】
新世代のシャンパーニュの造り手として注目を集めるヴァンサン・ドーヴェルニュ。彼が考える本物のシャンパーニュとは「単一区画からの単一品種によって、鮮やかな個性を示すこと」。まさしくブルゴーニュのドメーヌに通ずる、レコルタン・マニプランならではの醍醐味。
幸い、彼が1999年に継承した7haの畑はすべてグランクリュ・ブジー。
「私たちのシャンパンは、いつも贔屓にしてくれるヨーロッパのシャンパン愛好家からのリピート注文だけでほとんど完売します。ワインガイドなどに出展したりして新しい顧客を増やそうとするよりも、今のお客さんを満足し続けられるような堅実な仕事をしたい」と語るヴァンサン・ドーヴェルニュ。
ご案内するのはシャンパーニュではなく日本への入荷量が少ない稀少ラタフィア・ド・シャンパーニュ(酒精強化ワイン)。
【ラタフィア・ド・シャンパーニュ・ムニエ】
ラタフィアとは発酵していないブドウのジュースにマール(ぶどうの絞りカスで造るブランデー)を添加して造られる甘口の酒精強化ワイン。もともとは商品として販売するのではなく、自家用として造られてきたもの。日本にも少量だが入ってくるようになり、アペリティフ(食前酒)として広まってきた。またディジェスティフ(食後酒)としても楽しめる。誤解を恐れずにラタフィアを日本の酒に例えるなら酒蔵が造る秘蔵の梅酒と言ったところか。
このラタフィアはグランクリュ・ブジー産のピノ・ムニエ100%で造られる。ピノ・ムニエのマール1/3とピノ・ムニエの果汁を3/2。樽で1年間熟成。アルコール度数18度。オレンジの色合いで、ナッツや桃、プルーン、イチジクの香りを感じる。口中に含むと力強くまろやかでドライフルーツのような凝縮した甘味を感じる逸品。ペアリングとしてはロックフォールなどの青カビチーズ、クルミのタルトなどと楽しめる。また食中酒としてソースで煮込んだジビエ料理なども面白い。容量700ml。




