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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2016(マストロヤンニ)

【マストロヤンニ】
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを代表する名手、マストロヤンニ。ワイナリーはモンタルチーノの東南部、カステルヌオーヴォ・デッラバーテの丘陵に位置する。元々ポデリ・ロレート・エ・サン・ピオという名の農園で、1975年ローマで弁護士をしていたガブリエーレ・マストロヤンニがこの農園を取得したのが始まり。痩せて急勾配な土地で、崩れやすい土壌だったので、ブドウ畑はなく、森と牧草地があるのみだった。当初は自身の隠居後のために買った土地だったが、ポテンシャルが高い土壌だと見込んでブドウを植樹。これが見事に当たりワイン造りをスタートさせる。
この土地のテロワールを最大限に引き出すためにブドウには手を加えることなく、発酵にはコンクリートタンク使用し、熟成には大樽を用いる伝統的な醸造法でスタートした。初期のヴィンテージから上質なサンジョヴェーゼ特有の素晴らしいアロマを呈していたという。当時は全く無名な造り手だったが、1986年にはブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1979がワインスペクテーターに初めて取り上げられている。
 
ワイナリーの大きな転機となったのが1992年に栽培・醸造責任者としてアンドレア・マケッティの招聘。アンドレア・マケッティはモンタルチーノを熟知した地元出身の醸造家であり、イタリア最高のエノロゴの一人、エツィオ・リヴェッラの下で、長らくバンフィの醸造に携わっていた人物。しかし、当時の最新鋭の技術と設備を導入したバンフィの醸造法に違和感を抱いていたという。もっと自然なワイン造りができる場所を求め、彼はマストロヤンニにやってきた。着任当初は簡素な小屋で醸造が行われ、夏場に気温が40度にも達する場所でワインが保管されることもあったという。それまでとは全く異なる環境に身を置くことになった彼が最も驚いたのは、熟成中のワインを試飲していた時のこと。群を抜くおいしさに衝撃を受けた。既に地元では優れた生産者として認識されていたマストロヤンニだが、アンドレアの手腕でそのクオリティは更に飛躍を遂げた。そして2000年以降は名酒として世界的に高評価され、今やブルネッロを代表する生産者となったのは周知のこと。
 
ブルネッロを代表する生産者となった後、創業者のマストロヤンニが死去。相続問題が持ち上がり、2008年にワイナリーはエスプレッソ・コーヒーの最大手メーカー、イリーに売却された。大資本の所有となり質が落ちるのではないかと危惧されたが、新オーナーのフランチェスコ・イリーは「金は出すが、口は出さない」と公言し、今までと同じスタッフでワイン造りが継続された。ただ、よりクリーンでクオリティの高いワインに仕上がるようにセラーの改装、選果台、トロンコニック(台形の木樽)の導入、畑の整備など大規模な設備投資は行われた。ブドウ栽培は有機農法で行われ、自然酵母で発酵。熟成には区画により大樽を使い分ける。元来発酵にはコンクリートタンクだけを使っていたが、現在はトロンコニックと併用している。現在もマストロヤンニの精神は受け継がれ、珠玉のブルネッロ・ディ・モンタルチーノを造り上げている。
2015年も歴史的当たり年だったが、2016年はそれを超える過去50年で最高の当たり年となった。
 
【ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ】
ワイナリーの看板ワイン。海抜190~400mに広がる日照豊かな南西~西向き斜面の畑から、ブルネッロ用に区画を厳選。石を多く含む粘土質やシルト質土壌で、粒の小さな熟したブドウを収穫できる。アリエ産オークの3種類の大樽(1600L、3300L、5400L)で36カ月熟成。瓶熟6カ月以上を経てリリースされる。
 
傑出した仕上がりとなった2016年。ワインアドヴォケイト評を要約すると以下の通り。
「2016年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノはダークでビロードのような外観、豊かな果実の凝縮感を誇っている。ドライチェリー、ブラックベリー、スパイス、レザー、タールなどのアロマを放ち、このワインがワイナリーで丁寧に造られたことを証明している。2015年のヴィンテージでは、密度と豊かさが増していたが、このワインも同じような素晴らしい仕上がりだ。おそらく、この2つのヴィンテージの違いは、口当たりの良さという点で、より明確に打ち出されると思う。2016年ヴィンテージは、より直線的で引き締まった構造を持っている。エレガントなミネラルの風味が長く洗練されたアフターを奏でている」
 
★ワインアドヴォケイト 95
飲み頃:2023~2040
The Mastrojanni 2016 Brunello di Montalcino is dark and velvety in appearance, boasting rich fruit concentration. The bouquet shows dried cherry, blackberry, spice, leather, tar and all the good things you get when Brunello lives a trouble-free childhood in the winery. I recall the 2015 vintage showing enhanced density and richness, and this wine unfolds in a very similar manner. Perhaps the difference between the two vintages is more clearly enunciated in terms of mouthfeel. This 2016 vintage gives the impression of being more linear, tight and structured. Elegant mineral tones define the long and polished finish of this 55,000-bottle release. (Wine Advocate Issue 1st Dec 2020)
 
★ワインスペクテーター 94
飲み頃:2025~2048
The core of cherry and plum flavors is framed by tar, earth and tobacco in this robust red, whose ripe fruit stands up easily to the foundation of drying, dusty tannins. Fruit, earth and iron accents converge on the finish. Put this away for a few years. Best from 2025 through 2048. (Wine Spectator Issue Jun 30,2021)
 
 

  • ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2016(マストロヤンニ)

  • 販売価格

    7,700円(税込)

  • 在庫

    8個

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