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バローロ・アレステ2019(ルチアーノ・サンドローネ)

ワイナリーの設立は1978年と比較的新しいが、イタリアワイン・ファンには説明不要のバローロを代表する名手、ルチアーノ・サンドローネ。看板ワインのバローロ・カンヌビ・ボスキス(2013年よりアレステに改名)は人気漫画【神の雫】の第六の使徒として登場し、話題になった。サンドローネのワインはエレガントで傑出したバランスを持った垂涎の美酒!
*2023年1月5日ルチアーノ・サンドローネは死去した。享年76歳。現在は弟のルカ、娘のバーバラを中心に孫のアレッシアとステファノがワイナリーを継承している。

【ルチアーノ・サンドローネ】
元々はマルケージ・ディ・バローロなどに勤めていたルチアーノ・サンドローネだが、カンヌビ・ボスキスの畑を購入するチャンスが突然訪れ、1978年に自らのワイナリーを設立した。80年代中頃から専門誌などで高い評価を得るようになり、現在の評価は周知の通り。
サンドローネは畑仕事に力を注ぎ、農薬などの人為的な処理や作業は最小限に抑え、有機肥料による自然農法でブドウの力を最大限に引き出す栽培を心掛けている。造り出される全てのワインは固有の土壌、ミクロクリマ、酵母を持つ個々のテロワール(区画)を見事に表現していると評されている。造られているワインは単一畑のバローロ・カンヌビ・ボスキス、4カ所の畑のブレンドで造るバローロ・レ・ヴィーニェ。そしてロエロ地区の樹齢の高いネッビオーロから造られるネッビオーロ・ダルバ・ヴァルマジオーレ。さらにバルベーラやドルチェットなどどれも傑出したワインを生んでいる。

【2019年ヴインテージ】
冬の終わりと春の初めに雨が多く降り地下水は満たされました。芽吹きは通常より遅い3月下旬。開花後6月下旬に10日間にわたって暑い日が続き、結実を助けました。その後、成長期はヴェレゾン(果皮の変色)直前に適度に暑い日が10日間続いた以外は平年より冷涼だった。夏を通して断続的に降った雨により、ブドウや畑の植物がリフレッシュされた。9月5日にはバローロとバルバレスコの一部の畑に豪雨と雹が降りましたが、幸いにも私達の畑には影響はありませんでした。9月6日から収穫日まで日中は暖かく乾燥し、夜は涼しくさわやかな気候となり、完璧な天候に恵まれた。ネッビオーロは耐性があるブドウでこのシーズンの天候に適応することが出来ました。結果、果実味と酸の完璧なバランスを持ったブドウを収穫できました。
 
【バローロ・アレステ】
カンヌビ・ボスキスが2013年ヴィンテージからルチアーノの二人の孫(AlessiaとStefano)の頭3文字をとってAleste(アレステ)に変更になった。造りは今までと全く変わらない。

カンヌビ・ボスキスの単一畑で造られるワイナリーの看板ワイン。日本では2001年ヴィンテージが人気漫画【神の雫】で第6の使徒として登場し、ワインファン以外にも知られる存在に。初ヴィンテージは1985年。現在では単一畑のバローロは珍しくないが、その先がけとも言えるのがこのワイン。バローロにクリュという概念をもたらした一本。ルチアーノ・サンドローネがバローロの革新者と評される所以でもある。

ステンレス・タンクで発酵、500リットルのフレンチオークでマロラクティック発酵&24ヶ月熟成。新樽率20%。18カ月以上の瓶熟を経てリリース。2019年の収穫は10月12日に行われた。2019年はバラ、スミレ、ダークフルーツ、スパイスの香りで、果実味豊かで長熟な仕上がりとなった。サンドローネ曰く「モダンクラシックなバローロ」と評した。
 
飲み頃:2026~2045年(ルチアーノ・サンドローネ)
 
★ワインアドヴォケイト 97点
飲み頃:2025~2055年
Aleste is a contraction of the names Alessia and Stefano, grandchildren of the late Luciano Sandrone. With fruit from Cannubi Boschis, the 2019 Barolo Aleste shows important richness and structure. This is the proverbial Barolo with a capital B. It reveals thick layers of dark fruit, cherry and spice. It shows sweet tannins and impactful texture. When tasting at the winery, Le Vigne is usually served first, and Aleste comes after that. Both wines promise a very long aging window. (Wine Advocate Published: Aug 25, 2023)
 
ワインスペクテーター 96点
飲み頃:2027~2048年
This red leans more toward black cherry, blackberry and violet flavors, with tar, tea and autumn wood underbrush accents lurking underneath. Firm, dense and persists on the sinewy finish. Combines elegance with power, but needs time. Best from 2027 through 2048.  (Wine Spectator Issue Dec 31,2023)
 
ヴィノス 97点
飲み頃:2029~2049年
The 2019 Barolo Aleste is another stellar wine from Sandrone. Like Le Vigne, the Aleste is a tightly wound ball of energy. Dark cherry, mocha, plum, licorice and lavender all race across the palate. This racy, but youthfully austere Barolo has a ton to offer. There's more density and a darker profile than in the Le Vigne, sort of like a soloist to Le Vigne's orchestra.(By Antonio Galloni on November 2022)
 

  • バローロ・アレステ2019(ルチアーノ・サンドローネ)

  • 販売価格

    21,670円(税込)

  • 在庫

    6個

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