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バローロ・ブリッコ・フィアスコ2019(アゼリア)

【アゼリア】
アゼリアはバローロで有名なカスティリオーネ・ファレットの中心部に位置する家族経営のワイナリー。設立は1920年で現当主は4代目ルイジ・スカヴィーノ。設立当時は伝統的なスタイルの造り手であったが、1980年代後半にバリックによる熟成を開始。1990年代に革新派のマニフェストを採用後、1995年にバローロを近代化したルネッサンスの担い手マルク・ディ・グラッツィアのグループに加入し、バローロ・ボーイズの一員としてアメリカで人気を博す。ちなみにここがスカヴィーノ家の本家で、パオロ・スカヴィーノとは親戚関係。醸造所も隣同士である。

ブドウは全て自社畑で、畑はカスティリオーネ・ファッレット、セッラルンガ・ダルバ、モンテルーポ・アルベーゼに存在する。4つの銘醸畑を所有し、その筆頭はブリッコ・フィアスコである。畑は古樹が多く、テロワールの特徴を最大限に引き出すためにビオディナミを採用(認証は無し)。厳しい選果によりオフヴィンテージの時であっても飲む者の期待を裏切らない傑出した仕上がりをみせることで知られる。華やかな香りで秀逸なバランスを持った濃密な果実味が魅力。それでいてワインは非常に洗練されており、比較的早くから飲むことが出来、長期熟成も可能である。

【バローロ・ブリッコ・フィアスコ】
ワイナリーを代表する看板ワイン。ブリッコ・フィアスクの畑は1940年代にアゼリア(ルイジ・スカヴィーノ)とパオロ・スカヴィーノに分割された。パオロ・スカヴィーノの名声を世界的に高めた畑としても知られる。ブドウは平均樹齢85年の古樹。初ヴィンテージは1978年。畑は南向きの斜面で石灰質に粘土が混じる土壌。畑の上面部をアゼリアが、下面部をパオロ・スカヴィーノが所有している。好立地の方を所有しているのは本家の強みであろう。ステンレスタンクで発酵後、オーク樽にてマロラクティック醗酵。スラヴォニア産、オーストリア産、フランス産の容量が異なるオーク樽(25~50HL)で30カ月熟成。ノンフィルターでビン詰め後、ビン熟9カ月以上を経てリリースされる。仕上がったワインは強く、深く、華やかな果実味が口中いっぱいに広がる美酒。それでいて洗練されたタンニンが心地よいアフターを演出する。秀逸な仕上がりとなった2019年。赤/DOCG

*パオロ・スカヴィーノの表記はブリック・デル・フィアスク(Bric del Fiasc)だが、アゼリアはイタリア語的な発音でブリッコ・フィアスコ(Bricco Fiasco)と表記されている。ちなみにブリック、ブリッコともピエモンテの方言で「丘陵の頂上」のこと。

★ワインアドヴォケイト 95点
飲み頃:2025~2042年
Bricco Fiasco is a proprietary name for a vineyard in Castiglione Falletto with 85 year old vines. Luigi Scavino says, "These vines represent a unique heritage for our family." The 2019 Barolo Bricco Fiasco (with 5,800 bottles released) is a little shy initially, with heavier berry fruit aromas that eventually relax to show campfire ash, pencil shaving and pressed rose. Put this bottle aside for a few more years.(Wine Advocate Published: Aug 25, 2023)
 

  • バローロ・ブリッコ・フィアスコ2019(アゼリア)

  • 販売価格

    18,810円(税込)

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    4個

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