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ランゲ・ロッソ・ジャアルボリーナ2022(エリオ・アルターレ)

現代派バローロの歴史を語る時、欠かすことの出来ない人物がエリオ・アルターレ。伝統的なバローロの醸造法にバリックを導入し、バローロに革命をもたらしたと言っても過言ではないだろう。まさにバローロ・ボーイズの教祖的存在。

【エリオ・アルターレ】

17歳から父のワイン造りを手伝い始めたエリオ・アルターレ。しかし70年代に入って、バローロのワインは全く売れない危機的状況になっていた。そこで彼は、同じ家族経営の小さな生産者なのにバローロより何倍も高値で取引されているブルゴーニュワインに注目した。1976年、エリオ・アルターレはブルゴーニュに向かった。
そこで彼が見たものはバリック(小樽)を使った醸造法だった。当時のバローロは伝統的な大樽での醸造が一般的で、長熟であるがタンニンが強く、飲み頃になるまでに時間がかかった。バリックを使うことによって、タンニンが強すぎず、まろやかにさせることが出来る。さらに低収量によってブドウの質をアップすること、果皮のマセラシオンを短くすることで、長熟でありながら、早い時期からも楽しめるエレガントでモダンな現代派バローロへと変身させた。

ただそこに至るまでの過程は、一筋縄ではいかなかった。伝統的な醸造法にこだわる父親と衝突し、エリオは一切畑を相続させてもらえなかった。現在の畑は相続した姉妹から後に買い取ったものだという。そんな様々な試練を経て造り上げられた彼のワインは早くから楽しめて、比類ない質の高さと深み、そして美しさを持っている。エレガントで完璧なまでのバランスを備えた美酒は、ブルゴーニュの偉大なグランクリュを想起させる。まさにフィネス溢れる一献。

【ランゲ・ロッソ2019年に関して】
2019年はクラシックな素晴らしい年になりました。生育時期は特に何の問題も起こりませんでした。ブドウ樹は穏やかに、ゆっくり生育していきました。ワインはとてもリッチで完熟感を強く感じさせます。私達のワインとしては例外的なアントシアニン量でしたので色調は、驚く程に充実しています。

【ランゲ・ロッソ・ジャアルボリーナ】
現在ランゲ・ロッソはネッビオーロ以外にバルベーラ、シラー、ピノ・ノワール、メルロー、ドルチェット、カベルネなどの使用が許可されている。エリオ・アルターレは3種類のランゲ・ロッソを造っているが、全て新樽100%で熟成され、ブドウは全てラ・モッラ村のアルボリーナの畑である。
 
アルボリーナのネッビオーロのみを使用するが、2012年からランゲ・ロッソは畑名を名乗れなくなったので「ジャ・アルボリーナ(既にアルボリーナだった)」と皮肉を込めた名称に変更。収穫時期等全てバローロ・アルボリーナと同じで、違いはバリックの新樽率と熟成期間のみ。バローロ・アルボリーナは新樽率30%で24カ月熟成。ランゲ・ロッソ・ジャルボリーナは新樽率100%で18カ月間熟成と6カ月短い。味わい風格はまさにバローロ。
 
傑作となった2022年のヴィノス評は以下の通り。
「2022年のランゲ・ジャルボリーナは素晴らしい。このワインはこの非常に厳しい暑さの年に何ができたかを証明している。赤いチェリーの果実味、キルシュ、シナモン、ドライフラワー、ミント、オレンジピールの香りがグラスから立ち上る。読者はこのワインが持つ圧倒的な存在感と格調の高さに気づくだろう」
 
★ヴィノス 95点
飲み頃:2027~2042年
The 2022 Langhe Giarborina is fabulous. The Giarborinha, Altare's 100% Nebbiolo bottled with one year in French oak, shows what was possible in this very challenging hot year. Red cherry fruit, kirsch, cinnamon, dried flowers, mint and orange peel soar out of the glass. Readers will find a wine of tremendous stature and presence. Superb.(By Antonio Gallani on January 2025)
 

  • ランゲ・ロッソ・ジャアルボリーナ2022(エリオ・アルターレ)

  • 販売価格

    17,820円(税込)

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